加島美術は4月24日~5月6日、美術品展示即売会イベント「美祭15」を開催する。
江戸期から現代までの約450点の美術作品を展示
同イベントは、"新たなアートライフの提案"という狙いから開催される展示即売会。年2回、春と秋に開催をしており、今回で15回目を迎える。従来の「古美術=和室がなくては購入できない」という固定概念を払拭するため、店内はモダン空間とし、現代空間で飾られる古美術の魅力を新たな空間から提案をするものとなる。
今回は、主に江戸期から現代までの日本画、油彩画、墨跡、陶芸など、総数約450点の作品を取り揃える。中でも今回注目すべきは、伊藤若冲、円山應挙、橋本雅邦、白隠慧鶴、夏目漱石、上村松園、藤島武二などの優品。額装の作品はさることながら、現代的なデザインのギャラリーに掛けられた掛軸は、床の間に掛けられたものとはまた違った表情を見せる。ガラス越しでなく、直に作品と向き合うことのできる数少ない機会となるという。
総点数約450点の品々はオリジナルカタログから選び、気になった作品があれば問い合わせ・購入することが可能。作品購入後にはプロの画商がアフターサポートから修復の相談も受ける。
また、期間中の4月26日には、特別ゲストとして美術ライターの橋本麻里氏を招き、近代日本画の巨匠橋本雅邦を中心とする同時代の画家について独自の視点からその魅力や観点を解説するトークイベント「今こそ見たい、橋本雅邦(仮)」を開催する。参加費無料で、定員は30名(1組2名/抽選)。
開催日時は、4月24日~5月6日 10時~18時。会場は、加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)。参加費は無料。その他、詳細は同イベントWebページを参照のこと。