ナチュラピュリファイ研究所はこのほど、「メイクと肌の負担に関する意識調査」の結果を公表した。同調査は、フルタイムで勤め、週4日以上メイクしている20代から30代の女性を対象に、2月28日から2日にかけてインターネットによる定量調査で実施。1,000名から有効回答を得た。
長時間のメイクで肌への影響を心配する声多数
平日と休日に分けて「メイクをつけている時間」を聞いた。普段の平日は20代、30代ともに「14時間」が平均だった。残業の日は、20代で「16時間」、30代で「17時間」となった。一方、休日は、平均「10時間」。外出時間は平日より短いのかもしれないが、それでもメイクをして1日の半分弱を過ごしている結果となった。
「自身のメイクをつけている時間を見て、どう思うか?」と質問すると、82.3%が「思っているより長い」と回答した。また、「メイクに対する意識」を聞いたところ、「長時間メイクをすると肌トラブルが起きやすい」との回答が76.6%だった。
こうした心配からか、化粧品に気を使う人も多かった。「肌の負担の少ないものを選びたい」は88.2%、「肌の影響を考えると、つけ心地の重さ/軽さが気になる」が83.1%、「コスメの成分はできるだけ天然・自然のものがよい」が80.3%と、8割以上が化粧品成分の質や、つけ心地の軽さなどを気にしている事がわかった。
「普段どのくらいしっかりとベースメイクをしていまるか?」という質問では、「未婚・パートナーがあり」の人が最も高く61.8%だった。一方で、「結婚している」人で「しっかりしている」と答えた人は51.3%となり、10%以上も下がる結果となった。
「メイク直し」については、「しない」と答えた人が52.6%。半分以上の回答を集めた。また、「する」と回答した人でも多数派は「1回」で34.4%という結果となった。
必ずメイクをする場面は?
「メイクする目的」について聞いた。「必ずメイクをする」という回答で一番多かったのは「仕事関係の人に会う時」で83.1%だった。以下、「普段会わない友人と再会するとき」(82.4%)、「恋愛対象の人に会うとき」(79.3%)、「異性の友人に会うとき」(77.7%)と続いた。