俳優の佐藤健が主演を務め、今夏2部作連続公開される『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(9月13日公開)の最新映像が20日、公開された。
今回公開された映像では、剣心が挑む、志々雄真実、瀬田宗次郎、四乃森蒼紫といった「京都編」に登場する新キャラクターとの激しい死闘シーンの一部が明らかに。志々雄の部下、瀬田宗次郎との戦いで、剣心の愛刀"逆刃刀"が折れてしまう場面も収められており、剣心の絶体絶命の状況がうかがえる。アクションシーンのほか、薫に別れを告げる一人の男としての剣心の姿も描かれている。
剣心演じる佐藤は、撮影時に「前回は薫一人を守るためだけだったのが、今回は国を守るための戦いになりました。今回は自分が動かないと日本が終わる、滅びてしまう、ということが動機」と、本作のスケールの大きさを明かし、「より人間剣心が深く描かれて、単純に力が強い、戦うと強い、ということではなくて、人としてこの人は優しくて強い人なんだ、ということがよりわかると思います」と、語っている。
なお、本作は、2012年夏に公開され、興行収入30.1億円を記録した『るろうに剣心』の続編。前作に引き続き、主人公・緋村剣心は佐藤健、剣心を温かく迎え入れた神谷薫は武井咲が演じる。そのほか、前作に引き続き蒼井優、青木崇高、江口洋介も登場。そして、今回の最大の敵となる宿敵・志々雄真実役として、佐藤健とは本作が初共演となる藤原竜也が出演する。
今回公開された映像は、英語、北京語、韓国語、フランス語、スペイン語、タガログ語の6カ国語の字幕付き映像の制作も決定しており、完成次第、公式サイトにアップされる。
(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会