アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は3月5日~11日にかけて、1,347人の男女を対象に「お花見」に関する意識調査を実施した。
花見へ行く意向、4年ぶりに上昇
まず、今年お花見に行く予定があるか聞いたところ、29.6%が「必ず行くつもり」、31.3%が「まだ決まっていないが行くつもり」と回答。全体の6割以上が「お花見に行く」という意向を持っていることが明らかとなった。過去5年間の結果を見ると、4年ぶりに6割台に回復している。
女性に人気のドリンクはチューハイ
次に、お花見に欠かせない飲料について尋ねると、「新ジャンル(第3のビール)」(19.2%)や「発泡酒」(14.4%)に大きな差をつけて「ビール」(65.3%)がトップとなった。2位は「チューハイ」(23.5%)で、特に女性に人気のようだ。3位には「お茶」(20.5%)となり、アルコールが飲めない人や、マイカーでお花見を楽しむ人の回答を集めた。
お花見で楽しみにしている食事について聞いたところ、人気が高かったのは「手作りのお花見弁当」で27.1%だった。4位にも「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(22.5%)が挙げられ、お花見に「お弁当持参」する人が多いことがうかがえる。2位は「おにぎり」(25.6%)、3位は「揚げ物」(23.4%)となっている。
お花見の予算、約8割が3,000円未満
1人あたりの平均予算については、「2,000円台」(28.3%)が最も多く、次に「1,000円台」(28.1%)が続き、全体の6割近くが「1,000~2,999円」と回答した。また、「1,000円以内で収める」という声も多く、「お金はかけない」という選択肢も含めた全体の約8割が、3,000円未満でお花見を楽しむと回答した。