ウェザーニューズは3月19日、第3回となる桜開花予想を発表した。
前予想より1~2日早まる地域も
開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所約700カ所、近所の公園約1万カ所、「さくらプロジェクト」に参加する一般人の「マイ桜」9,063本。過去10年間に「さくらプロジェクト」に参加した一般の人々から寄せられたリポートと、3月15日~17日にかけて全国で一斉調査したつぼみリポート、今後の気象状況の予測などをもとに算出した。
同社によると、前週後半に気温が上昇したためつぼみの生長は一気に進み、第2回桜開花予想の発表より1~2日開花予想日が早まった地域があるという。名所約700地点の中では、熊本城が間もなく開花する見込み。そのほか、高知(高知公園18日、荒瀬山16日)、愛媛(和霊神社18日)、熊本(一房ダム湖17日)、鹿児島(大隅湖畔16日、城山公園18日)で開花を確認した。
今後、開花エリアは太平洋側から西日本、東日本の広範囲へと次第に広がることが予想されている。1輪開花は京都(京都御苑)は3月25日、大阪(大阪城公園)は3月29日、東京(上野恩賜公園)は3月27日、青森(弘前公園)は4月24日、北海道の五稜郭は5月1日を予想している。
気象条件によって左右されやすい開花の最新情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の『さくら Ch.』で随時情報を更新する。同社の次回の桜開花予想発表は、3月26日を予定している。