インドネシア・ジャカルタでの絵本贈呈の模様

NTTデータは15日、特定非営利活動法人 クロスワイズが制作した絵本「You are the only one, but never a lonely one」4,000冊をインドネシア語に翻訳の上、インドネシアの小学校や孤児院などに寄贈する活動を開始した。

インドネシアの小学校や孤児院などに4,000冊の絵本を寄贈

今回の寄贈は、クロスワイズが主催する「HEARTHEART - 心と心でつながる地球」の活動の一つである、世界の子供たちに絵本を届けるプロジェクト「WORD to the WORLD」に同社が賛同し、行うもの。

なお、配布にあたっては、プルサダ(PERSADA、Perhimpunan Alumni Dari Jepang/インドネシア元日本留学生協会)、国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)ジャカルタ日本文化センター、及び在インドネシア日本国大使館の協力のもと、実施する。

寄贈する絵本「You are the only one, but never a lonely one」(邦題「ひとりぼっちじゃないんだよ」)の表紙

「WORD to the WORLD」は、「絵本を通じて世界に言葉を発信する」をコンセプトに、東日本大震災における世界からの支援に対して感謝のメッセージを届けるとともに、「ハートをつなぐ生き方」の大切さを世界の子供たちに伝えていくことを目的としたプロジェクト。クロスワイズが1カ国につき1企業と連携しながら、世界各国の子供たちに絵本を届ける活動を行っており、この活動によって届けられる絵本は、子供たちが読み書きを習得する上でも、非常に重要なツールとなっているという。

同社ではこの「WORD to the WORLD」のコンセプトに賛同し、同プロジェクトへ協賛することを通じ、インドネシアでビジネスを展開する一企業としての社会的役割を果たすことを目標としている、という。