京都水族館は3月14日に開業3年目を迎えたことを記念して、新しいイルカプログラムとペンギンプログラムを開始する。
好奇心旺盛なイルカの習性を生かしたプログラム
今回の新プログラムではイルカの好奇心旺盛な習性を生かし、人とコミュニケーションを取りながら運動するプログラムが誕生する。第1弾は3月21日から「イルカのじかん~そっち行っていい?」を、第2弾は4月26日からイルカプログラム「イルカ LIVE きいて音(ネ)」を実施する。
「イルカのじかん ~そっち行っていい?~」は、ふだんは飼育スタッフしか入ることができないイルカのプールに入り、そこで暮らす8頭のイルカたちを近くで観察できるプログラム。イルカを理解するために、イルカの尾がデザインされたオリジナル衣装を着て、行動を自分の体でまねてみるといったプログラムも行う。対象は小学校1年生以上。
「イルカ LIVE きいて音(ネ)」は、スタジアムの観客が「参加して楽しめる」新しいタイプのプログラム。イルカとトレーナーのパフォーマンスだけでなく、特別な役割をもつパフォーマー「楽 rakuu」(ラクゥ)が飼育道具をパーカッションとして生演奏し、スタジアムの観客全員が吹く笛とともに、イルカパフォーマンスを盛り上げる。
ペンギンの散歩を見学「ペンギンペタペタタイム」
新ペンギンプログラム「ペンギンペタペタタイム」は3月21日からスタート。ペンギンゾーンを囲む約30メートルのスロープを、ペンギンたちが自由気ままに散歩する姿が楽しめる。アクリル越しでは感じることができないペンギンたちの行動や、息遣いが間近で感じられるプログラムで、1回の散歩時間は5~10分間を予定している。
また4月26日に、ペンギンたちが暮らす「ペンギンゾーン」から「イルカスタジアム」までの約50メートルの距離に、ペンギンたちが自由に歩く通路「ペンギンスカイウォーク」を新設する。同館の外壁(ガラスウォール)の上約5メートルに設置するため、梅小路公園を歩く人もペタペタと歩くペンギンたちの姿を見ることができる。
ペンギンテーマのフードやドリンクも販売
ペンギンをテーマにしたワークショップも開始する。作ったペンギンのコマを使ってボードゲームをする「ペンギン白黒ボードゲーム」や、ペンギンたちの歩き方をまねしながら足形のスタンプを押して遊ぶ「ペンギン足跡スタンプ」などを開催。また、「かいじゅうカフェ」では、ドリンク「ペンギンフロート」や「ペンギンもなか」を販売する。
同館の営業時間は9時~17時。プログラム詳細は、同館ホームページで案内している。