日本エイサーは19日、1,280×720ドットでの投写に対応したHDプロジェクタ「H5380BD」を発表した。3月20日より発売する。価格はオープン、店頭予想価格は60,000円前後。

H5380BD

3,000ルーメンの高輝度光源を搭載する1,280×720ドット解像度の多機能プロジェクタ。電源がオンの状態で電源ケーブルを抜いても安全な「インスタントパック機能」や、電源を落としてから2分以内であれば何度でも電源をオン/オフできる「インスタント・レジューム機能」など、豊富な機能を搭載する。

約20%の省電力化が図れるECOモードに加えて、約70%の電力を削減するExtreme ECOモードに対応。内部パーツでホコリに弱いものにはダストシールドを設けて、密閉率を向上するといった対策も行われている。また、吸気/排気のエアフローを効率化しており、長時間使用しても熱がこもりにくいという。

主な仕様は、投影方式がDLP、画素数が1,280×720ドット、輝度が標準で3,000ルーメン、ECOで2,400ルーメン、コントラスト比が17,000:1。光源が190Wで、ランプ交換時間が標準で5,000時間、ECOモードで6,000時間、Extreme ECOモードで10,000時間。投写画面サイズが27~300型で、投影距離が1~10.3m。アスペクト比が16:9、4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット。レンズは倍率1~1.1倍の手動ズームが可能。明るさがF2.5~2.67、焦点距離が21.86~24mm。

映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2(コンポーネント兼用)、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。2Wのスピーカーを搭載する。映写モードはフロント/リア/フロントセイリング/リアセイリング。縦方向のみ±40度の台形補正が可能。2倍のデジタルズームなどにも対応する。本体サイズはW400×D155×H288mm、重量は3.3kg。