ディー・エヌ・エー(DeNA)と横浜DeNAベイスターズは18日、新社会貢献プログラム「命を救うホームラン」を開始した。
ホームラン数に応じ、赤ちゃんとお母さんの命を救う「明かり」を寄贈
同プログラムは、横浜DeNAベイスターズ所属選手が公式戦でホームランを1本打つごとに、新生児死亡率が依然として高いミャンマーの無電化地域で働く助産師の人たちに、太陽光で充電・点灯する「ソーラーランタン」を1台寄贈するというもの。DeNAグループがスポーツを通じて世界中の子供たちを笑顔にすることを目的として、2013年9月に開始した社会貢献活動「DeNA Sekai Egao Project」の一環として行うものとなる。
世界では現在も、年間100万人の新生児が生まれたその日に命を落としている。特に、無電化地域では明かりがないため、赤ちゃんにとっても妊婦にとっても、リスクの高い出産につながっている。日中に太陽光で充電池に電気を蓄えておける「ソーラーランタン」があれば、夜間に電源がなくても、助産師が十分な明かりの下で、安全な出産を介助することが可能となる。
同プログラムでは、DeNA本社が必要資金を寄付し、子供支援専門の国際組織である公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)の協力で「ソーラーランタン」の寄贈を行う。なお、横浜DeNAベイスターズ所属選手による公式戦でのホームランの累計本数は、横浜スタジアムのベンチ内にある「命を救うホームラン」ボード上で今後掲示する予定となる。