パナソニックは3月19日、スチームオーブンレンジ 「3つ星 ビストロ NE-BS1100」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は140,000円前後(税別)だ。
NE-BS1100の特徴が、新開発の「64眼スピードセンサー」。従来の8倍の素子数を持つ赤外線センサーだ。食品の温度だけでなく、大きさも瞬時に判断することが可能で、食品内に温度差がある場合も適切な加熱を行うことができる。また、庫内の温度ではなく食品の温度を測定しているため、オーブン調理を行った直後で庫内が高温になっている場合でも、「自動あたため」による加熱調理が可能だ。
「煮物」メニューも改良。従来の煮物メニューは、調理前に食材の重さを測定する必要があった。NE-BS1100では、64眼スピードセンサーで食材の量を自動検知する「かんたん煮物」コースを新たに搭載。量を気にせず調理することができる。焼き物や揚げ物では、素材が常温なのか冷凍されているのかを検知して火加減の自動調節を行うことが可能だ。
レンジの出力は最大1kWで、スチームヒーター出力は最大1kW。ヒーター出力は50Hz地域で1.35kW、60Hz地域では1.38kW。庫内容量は30Lで、本体サイズは約W494×D435×H390mm。質量は約20kgとなっている。