経営破綻した仮想通貨「ビットコイン」の取引仲介サイト運営マウントゴックス(MTGOX)は18日、Webサイトを更新した。同社のWebサイトは2月25日の取引停止後、残高照会ができなくなっていたが、今回の更新により、ユーザーはシステムにログインしてデータを閲覧できるようになった。
同社はユーザーに対し、「このサイトでご確認いただく残高は、あくまでも、ユーザーの皆様の便宜のために当社が行っているサービスに過ぎません。このサイトでアカウントの残高をご確認いただくことが、民事再生手続上の再生債権の届出を意味するわけではなく、また、ご確認いただいた残高の全額が民事再生手続における再生債権として認められるとは限りませんのでご注意ください」と説明。債権届出方法などについては、報告が可能になり次第、Webサイトに掲載するとしている。