ロックバンド・ONE OK ROCK(ワンオクロック)のドキュメンタリー映画『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』が5月16日より3週間限定で公開されることが18日、明らかになった。

映画『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』のポスタービジュアル

本作では、昨年1カ月半に渡り、11カ国12公演を行ったアジア、そして初のヨーロッパツアー「ONE OK ROCK 2013" Who are you??Who are we?? " TOUR」に完全密着。フランス、ドイツ、イギリス、オランダ、香港、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、台湾の各地で圧巻のライブパフォーマンスを見せるメンバーと、それに呼応する現地ファン。さらに、ステージ裏の張りつめた緊張感や数々のドラマも収録している。

監督を務めるのは、中野裕之氏。音楽クリップでは、deeeliteの "Groove is in the heart" でMTVアワード6部門にノミネートされたほか、日本では今井美樹、布袋寅泰を長期にわたって撮り続けている。さらにAKB48、SKE48、GLAY、Mr.childrenといった多数のアーティスト作品を手掛け、長編映画としては『SF・サムライ・フィクション』(1998)、『SF・Stereo Future』(2001)、『RedShadow 赤影』(2001)、小栗旬主演の『TAJOMARU』(2009)など。さまざまなアーティストを撮り続けてきた中野監督が、ONE OK ROCKの"今"を記録する。

中野監督は、密着した約2カ月について「客もメンバーも一体となって汗と涙と感動にあけくれる日々」と表現。「『音楽のおかげで、僕たちはつながれる』ってTakaがMCで言っていたが、そんな普遍的な真実を目撃できてとてもうれしかった」と振り返った。中野監督が目指しものは「ONE OK ROCKの今を凝縮して、最高にカッコイイ バカなドキュメンタリー」。「"バカカッコイイ"これはカッコいいの中でも最上級だ。だってそれがロックだからね。FOOL COOL ROCK!」と熱いコメントを寄せている。

なお、映画化決定と共に、情報量を抑えてシンボリックなデザインに仕上げたポスタービジュアル、さらに、中野監督自ら手がけた特報映像も公開。30秒の特報映像では、現地のファンが熱狂する姿が印象的に映し出されている。



(C)2014 『Fool Cool Rock! 』製作委員会