「N-31シリーズ」「N-314シリーズ」を発売

プラスは4月中旬、スキャンした板書データの保存先振り分けやワンタッチ転送に対応したネットワーク対応コピーボードの最上位機種2シリーズ3モデルを発売する。

テンキー搭載で、複数フォルダへの振り分け保存が可能に

コピーボードは、ボードマーカーで書き込んだ内容をシートをスクロールさせながら光学システムで読み取り、印刷やデータ保存ができる会議ツール。同社では2011年からネットワーク機能を標準搭載したコピーボードを継続して投入してきたが、今回発売する新シリーズは、ネットワークボードの利便性とセキュリティ機能を更に高めた最上位機種「N-31シリーズ(2面タイプ)」と「N-314シリーズ(4面タイプ)」となる。

保存データのネットワーク経由での閲覧・ダウンロードやネットワークプリンタ(BMLinkS対応機)からの出力、本体内蔵メモリデータの自動削除などの基本機能はそのままに、今回新たにテンキーを搭載することにより、要望の多かった複数フォルダへの振り分け保存を可能にした。これにより本体内蔵メモリ内や任意のFTPサーバー上のフォルダ(100カ所まで)を指定して板書データを保存できるほか、BMLinkS対応ネットワークプリンタの「機密印刷」にも対応するなど、セキュリティ面における機能が格段に向上したという。

「N-31シリーズ」と「N-314シリーズ」のネットワーク機能イメージ

更に専用ICカードを活用することで、任意のFTPサーバー上のフォルダアドレス(カード1枚につき1カ所のみ)を登録したカードをタッチするだけの簡単操作で板書内容を転送可能となる。板面のスキャンと指定フォルダへのデータ保存がワンタッチで完了する。

メーカー希望小売価格は、スタンドセット(プリンタレス)が22万6,000円(税別)~、カラー/モノクロプリントセット(本体+スタンド+対象プリンタ)が24万9,000円(税別)~(いずれもN-31S)。