楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは18日、データ通信サービス「楽天ブロードバンド LTE」の料金プランのうち「エントリープラスプラン」「ライトプラン」の2プランについて、月間高速通信の上限などの条件を引き上げると発表した。同時にMVNOサービスで初となる24時間高速通信が使い放題になるオプションサービスの提供も開始した。
エントリープラスプランは月額900円(税別)で利用できる格安プラン。同プランでは、月間高速通信用量が従来500MBだったが、新たに1GBに引き上げる。月間高速通信容量超過後の通信速度は従来256kbpsだったが、改定後は300kbpsとなる。また新規に、連続した3日間で400MBに達した際に通信速度を制限する条件を追加する。
ライトプラスプランは月額1,867円(税別)で利用できるプラン。月間高速通信容量が従来2GBだったが、3GBに引き上げる。月間高速通信容量超過後の通信速度は従来256kbpsだったが、これを300kbpsに改める。連続した3日間での制限条件は従来183MBだったが400MBに引き上げる。
また、この2つの料金プランのオプションサービスとして「高速通信時間オプション[24時間]」の提供を開始した。同サービスは、1回400円(税別)で24時間高速通信が使い放題になるというもの。高速通信容量の残量、連続した3日間で400MBを超過した場合の通信制限も適用されず、高速通信が利用可能になる。
楽天ブロードバンド LTEは、SIMフリースマートフォン/タブレット、モバイルルーター向けのサービス。NTTドコモの回線を利用しており、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsの高速通信を、自分にあった料金プランから選択することができる。
(記事提供: AndroWire編集部)