ローソンはこのほど、茨城県鉾田市に農業生産法人「ローソンファーム茨城」を設立し、同ファームで生産された「ぶなしめじ」の販売を18日より開始した。
ローソンファームは、野菜や果物のローソングループ店舗への安定供給、およびオリジナル商品の原材料としての使用を目的とした農業生産法人。「ローソンファーム茨城」は、2014年2月25日に設立した北関東で初のローソンファームとなる。
同ファームでは、近年市場が拡大しているぶなしめじを生産。茨城県内産のオガ粉を菌床の原料に使用し、天候に左右されない室内で独自技術を用いた栽培により、年間を通した安定供給を行っていく。販売店舗は、関東甲信越地区で生鮮を取り扱っているローソンおよびナチュラル ローソン計2,051店(2014年2月末現在)。4月以降は東北地区への供給拡大を予定している。
25日からは設立記念として、同ファーム産のぶなしめじを使用した「たっぷりきのこのタラコパスタ」(398円)を発売。ぶなしめじのほかにエリンギや舞茸も使用し、きのこに合う醤油ベースの和風味に仕上げたという。販売店舗は、関東地区のローソン店舗計2,827店(2014年2月末現在、ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンマートは除く)。
なお、ローソンはローソンファームを2015年度末までに40箇所に増やし、順次拡大する計画だという。