阪急電鉄はこのほど、京都線大宮駅で進めてきたバリアフリー化工事の完了を発表した。これにともない、21日から地上と上りホーム(河原町方面行)をつなぐエレベーター、上り線改札口の供用を開始する。

阪急大宮駅のバリアフリー化の工事が完了

大宮駅バリアフリー化工事は、京都市が推進している大宮地区のバリアフリー化・移動円滑化をめざす整備事業の一環。今年度、国や京都府、京都市の補助金を活用して工事が行われてきた。今回のバリアフリー化工事では、いままでエレベーターの経路がなかった上りホーム側に、四条通りに面した地上部と地下の上りホームを直結するエレベーターと改札口(北改札口)を新設。これまでは地上と地下ホームの移動に不便な面があったが、今後は段差なく移動することができるようになる。

東改札口に面したコンコースでは、昨年12月に多機能トイレを新設。3月28日にはリニューアルした旅客トイレも供用開始となり、より快適に利用できるようになる。