ベンキュージャパンは18日、1,920×1,080ドット(フルHD)の解像度に対応したプロジェクタのフラッグシップモデル「SH963」を発表した。3月20日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は598,000円前後。
大会議室やホール、デジタルサイネージといった、比較的大がかりな用途まで視野に入れた液晶プロジェクタ。レンズシフト機能を搭載し、レンズ横に設置されているジョイスティックコントローラを操作することで、本体を動かすことなく上下120%/左右40%の調整が可能。1.5倍の光学ズーム機能も搭載する。
SiliconOptix社の高画質技術HQV(Hollywood Quality Video)を採用し、ソース画像をくっきりと鮮やかかつ滑らかに出力。テキサス・インスツルメンツ社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」も採用している。
主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が6,000ルーメン、コントラスト比が8,300:1、光源が350W×2基、光源寿命が標準で最大2,000時間(エコノミーで最大2,500時間)。画面サイズは28~300型で、投写距離は80インチで約2.87~4.31m、100インチで約3.59~5.3m、120インチで約4.31~6.46m。アスペクト比は16:9、対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,080ドット(フルHD)。
映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1、BNC×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。10Wのスピーカーを搭載する。投写位置はフロント/リア/テーブル/天吊り。マニュアルで縦/横±30度の台形補正が可能。2倍のデジタルズーム、ダイレクトパワーオンなどにも対応する。本体サイズはW443×D354.7×H167mm、重量は約12kg。