4月26日と27日に千葉県・幕張メッセで開催される動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」の「超ボーカロイドエリア」で実施される企画(全7企画)が新たに発表された。
まずは、人気ボカロPによるライブ&DJイベント「超VocaNicoParty」。この企画では、DJ VocaNicoや八王子P、samfreeなどのボカロPがDJとなってボカロ曲をプレイするステージや、40mP、家の裏でマンボウが死んでるPらによるバンドのライブステージを実施。2日間にわたり休憩なしでボカロ曲を楽しむことができるという。
出演者は、鬱P、emon、きくお、sasakure.UK、さつき が てんこもり、samfree、シーザー、すけっちP、DJ'TEKINA//SOMETHING、DJ VocaNico、ナノウ、八王子P、ミクダヨー(SEGA)、若G、家の裏でマンボウが死んでるP、カラスヤサボウ、KEI、PolyphonicBranch、40mPで、各出演者の出演順やタイムテーブルは後日発表予定。
さらに、人気のボーカロイドアーケードゲーム「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」の日本初となる全国大会が開催されることも明らかとなった。26日には女性限定、Uー15(15歳以下)、ペア(カップル、友達同士等)の制限を設けた大会が、そして27日には「ニコニコ超会議No.1決定戦 予選~決勝」と題した、難易度が高いルール設定による真剣バトルの大会が開催されるとのこと。
また、ニコニコプラネタリウム部による「超ボカロプラネタリウム」も登場予定。直径5.6mの準全天周スクリーンに魚眼プロジェクターを使ってMMD (MikuMikuDance)映像を投影することで、3Dボーカロイドキャラクターの非現実的な世界を実際に体験できるという。本企画は、1回約10分間のプログラムを何パターンか組んでのローテーション上映となる。
このほか、網戸式透過スクリーン「アミッドスクリーン」を使用したボカロ小説の朗読会も実施される。この企画では、同スクリーンに人型のMMDモデルを投影することで、ボカロキャラクターがすぐそこに座っているような視覚効果を実現。小説を朗読する人型の「アミドロイド」が目の前でボカロ小説を朗読してくれるという。
さらに、自称OculusRiftエヴァンジェリストのGOROman氏が一夜漬けで開発したという、初音ミクと握手ができるガジェット「Miku Miku Akushu」が本エリアに登場。ガジェットの手を握ると、Oculus Riftのディスプレイを通してボカロキャラがリアクションを見せるのが特徴で、手を引っ張ると眉を八の字にして手を引っ張り返したり、手を下に振ると目を細めて笑いながら手を上下に揺さぶってくれるなど、ボカロキャラと触れ合うことができる夢のマシンを体験できる。
そして、ボカロ動画やボカロ小説のイラスト原画展も開催される。展示内容は、ハチ氏の「ドーナツホール」をはじめ、「文学少女インセイン」「暗い森のサーカス」「FINALΦFICTION」など。さらに隣接するボカロ小説即売所では、ボカロ小説イラストや原画のプレゼント企画も実施予定とのこと。
同エリアではこのほか、ボーカロイド各社の最新展示や限定グッズ販売を行う「超ボーカロイドストリート」を展開。出展企業は50音順に、インターネット、インクストゥエンター、SEGA、テレビ東京コミュニケーションズ、ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント、1st PLACE、ヤマハ、ヤマハミュージックコミュニケーションズ(VOCALOID RECORDS)などとなっている。