米Microsoftは17日(現地時間)、デジタルノートソフト「OneNote」のMac版を発表した。価格は無料、Mac App Storeから入手できる。動作要件はOS X 10.9以上で、利用するにはMicrosoftアカウント(無料)が必要。

Mac版の登場によってOneNoteは、Windows PC、Mac、Windowsタブレット、iPad、Windows Phone、iPhone、Android、そしてWeb (OneNote Online)と、主要なプラットフォームで利用できるようになった。作成したノートはMicrosoftのクラウドサービスOneDriveに同期され、異なるデバイスから同じノートにアクセスできる。

Evernoteが"記憶のツール"であるのに対して、OneNoteはノートを作る機能が充実している。どちらもプロジェクトやテーマごとにノートブックを作成して、その中にページ(ノート)を作るが、OneNoteのページはキャンバスという縦横の制限のない真っ新な紙面になっている。そこにテキストや写真、表などを自由に配置して、自在にレイアウトできる。またツールバーがRibonインターフェイスになっており、文字スタイルの変更や装飾、コンテンツの挿入、表示の変更といった目的に応じて、必要なツールに効率的にアクセスできる。

ページはキャンバス、テキストや写真、表を自由に配置できる。

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