エムアイセブンジャパンは、定番の楽譜作成ソフトウェア、Finaleシリーズの最新バージョン「Finale 2014 日本語版」を発売した。対応OSはWindows XP/Vista/7/8(64-bit互換)、Mac OS X 10.7以降。価格はオープンで、パッケージ版の市場予想価格は5万8,800円。

「Finale 2014 日本語版」は、スマートかつ格調高いデザインへの刷新、ファイル形式の変更、Mac版におけるフレームワークの載せ換えなど、大きな進化を遂げた定番楽譜作成ソフトウェアの最新バージョンだ

同製品では、アイコン、パレット、ミキサーなどが、洗練された外観へとデザインを一新した。また、20年以上用いられてきた同ソフトウェア独自のファイル形式「.mus」を発展させた「.musx」形式を新たに採用。旧バージョンとの互換性を保ちつつ、さらなる柔軟性を実現した。加えて、無調の音楽や調号を用いない表記設定も簡単に行えるようになったほか、多声部での臨時記号の処理や、多声部での休符の処理などもよりスマートに対応できるように変更された。

さらに、Mac上で使う際には、トラックパッドでのズーム操作やフルスクリーンモードもサポートされたことで、特にノートパソコンでの操作性が飛躍的に向上した。なお、同ソフトは通常のパッケージ版に加えて、ダウンロード版(市場予想価格:5万7,750円)、アカデミック版、ガイドブック・バンドル版、クロスグレード版、各種バージョンアップ/アップグレード版などもラインナップされている。