ビデオリサーチはこのほど、生活者の実態を捉えるための活動の一環として「新生活」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
同調査は2月28日~3月2日、全国の15~74歳の男女1,150人を対象に、インターネット調査にて実施した。
「やったこと」は「国内旅行」、「やっておけばよかった」は「海外旅行」に
春は別れと出会いの季節、環境が変わる人も多い。進学や就職など新しい環境を迎える前に「やったこと」「やっておけばよかったと思うこと」を聞いた。
「やったこと」では、「国内旅行」がトップで17.6%の人が経験している。しかしながら、「やっておけばよかったと思うこと」では、「海外旅行」(16.2%)がトップとなっており、自由な時間があるうちにやっておけばよかったと後悔している人が多い様子がうかがえる。また、「勉強」「語学学習」についても、できるときにちゃんとやっておけばよかったと大人になって感じるようだ。
20代は、「キャラクターチェンジをやっておけばよかった」と後悔?
また、「自分のキャラクターチェンジ」に関して年代別にみていくと、目をひく項目として、15~19歳で"自分のキャラクターチェンジ"を「やった」経験のある人が多く、「やっておけばよかった」と後悔している人は20代に多くなっている。現在の若者は"キャラクター"を非常に重要視すると言われているが、それを物語った結果となった。
さらに、キャラクターチェンジにまつわるエピソードを見てみると、キャラクターを変えなかったことで「ネクラで友達ができない」(27歳男性)、「なにか少しでも最初に変えておけば今とは違っていたと思う」(22歳女性)と悔やむ人がいる一方で、変えたら変えたで「キャラが安定しない」(19歳女性)と嘆く人もいるなど、本来の自分とは異なる"キャラ変"には苦労が尽きないようだ。