フィンエアー日本支社は3月14日から、iPhone、iPod touch向けアプリ「Passbook」にも対応したモバイル搭乗券サービスの提供を成田便で開始した。
成田で実施、今後は中部・関空でも
同サービスを利用すると、「Passbook」利用者はオンラインまたはモバイルによるチェックインを通じて、搭乗券をモバイル機器に送信することができる。
モバイル搭乗券を表示させるためのリンクURLはSMSまたはEメールで送信され、「Passbook」を通じて自動的にモバイル搭乗券を開くことができる。また、自身の携帯端末に表示されるQRコードを利用すれば、セキュリティーゲートや出入国審査場(イミグレーション)、および搭乗ゲートも簡単に通過ができる。
モバイル搭乗券はPassbookに保存され、インターネット接続がない環境でも開くことが可能。ただし、ゲートや座席の変更などの更新情報がある場合は自動的に反映されないため、注意が必要となる。最新の情報を確認するには、受信したリンクから再びモバイル搭乗券を開く必要があるとのこと。
同サービスは3月14日から成田便で開始したが、今後は同航空が乗り入れている中部国際空港、関西国際空港でも準備が整い次第、サービスの運用開始を予定している。