秩父鉄道は、3月で定期運行を終了する1003号について、引退記念として固定時刻での運転を20日まで継続する。1003号は秩父鉄道1000系電車最後の編成となる。

秩父鉄道1000系の最後の編成となった1003号

1003号の運転時刻は秩父鉄道公式サイトにて公開されており、3月18日は10本、19日は6本、20日は4本を運転する予定。20日午前中で通常の営業運転を終了することになっている。なお、公開された時刻以外にも、不定期で運転する場合があるとのこと。

これまで1003号に取り付けていた引退記念ヘッドマークは、18日午前中で掲出を終了。以降はヘッドマークなしでの運転となる。熊谷駅・三峰口駅窓口での特別乗車記念証の配布は、在庫がなくなるまで引き続き継続する(乗車券の提示が必要)。

定期運行終了後の21~23日には、1000系電車オリジナルグッズなどを販売する特別ブースを秩父駅横に設置。販売時間は10時30分から13時30分頃まで。1003号の貸切ツアーに合わせて設置され、ツアー参加者以外も購入できる。1003号は23日の貸切ツアーをもってすべての運転を終了するが、貸切ツアーはすでに完売となっている。