リンクスインターナショナルは15日、Antec製のATX電源ユニットとして、80PLUS PLATINUM認証を取得したハイエンドモデル「HCP-1300 Platinum」を発売した。店頭予想価格は43,980円前後。

HCP-1300 Platinum

4系統の12V50A出力に対応した1,300Wの電源ユニット。ErP Lot 6 2013をサポートし、新たにパワーマネジメント機能を追加。スタンバイモード時での待機電力を0.5W以下に自動調整する機能を搭載した。

最大出力は1,300Wで、各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが各50A×4、-12Vが0.5A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、8ピン12V電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×10、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラル電源コネクタ×6、FDD電源コネクタ×1。

モジュラーケーブルの長さと本数は、メイン24ピン電源が約55cm×1本、CPU補助8ピン電源が約65cm×1本、CPU補助4+4ピン電源が約65cm×1本、6+2ピンPCI-E電源が約55cm×2本、6+2ピンPCI-E電源が約70cm×3本、SATA電源が約85cm×3本、ペリフェラル電源が約85cm×1本、ペリフェラル電源+FDD電源コネクタが約100cm×1本、OC Linkモジュラーケーブルが約55cm×1本。本体サイズはW320×D135×H245mm、重量は約4.5kg。

コネクタ部

ケーブル類

独自の「PhaseWave Design」を採用することで、ノイズ発生や伝達ロスを抑えるワイヤーレス基板、侯周波ノイズとスイッチング損失を抑制したフルブリッジLLC回路など、効率の良い低発熱回路によって、高負荷時でも安定した出力を供給。また、すべてのコンデンサに日本メーカー製のものを採用している。

冷却ファンは135mmのダブルボールベアリングタイプ。電源内部の温度変化に応じて回転数を制御する「ファンコントロール機能」と「サーマルマネージャ」により、ファン回転数を調整して静音性を高めている。

2つの電源ユニットを同期接続させる「OC linkコネクタ」も搭載。ケーブルはすべて取り外し可能なフルモジュラー式となっており、世界初となる28(20+8)ピンMBUソケットも搭載する。