エムエスアイコンピュータジャパンは14日、AMD Radeon R9 290Xを搭載するグラフィックスカード「R9 290X Lightening」を発表した。3月15日より発売する。店頭予想価格は89,980円前後。
AMD Radeon R9 290Xを搭載するハイエンドグラフィックスカード。独自クーラーとして、3つのファンの回転数を個別に調整できる「プロペラグレード・テクノロジー」を採用したトリプルファンクーラー「TriFrozr」を搭載。電源の負荷状態をLEDの色変化で表示する「トリブルレベルシグナル」と、GPUへ安定した電圧を供給する「完全デジタルPWM電源回路制御」を組み合わせた「トリブルフォース設計」を採用する。
レギュラー用BIOSのほか、LN2オーバークロック用のBIOSを搭載。オーバークロックを制限する機能を無効化することで、納得するまでオーバークロックに挑戦できるとしている。GPU電源を12フェース、メモリ電源を3フェーズ実装し、電源周りも強化。
GPU、メモリ、VDDCIの電圧を調整する機能を、オーバークロックツール「AfterBurner」に内蔵。これらの温度もリアルタイムで確認できる。GPUとPWMの温度を表示するLEDも搭載し、温度を目視で確認可能。また、PWMコントローラーを2個使用すれば、自動/手動によるクーラーファンの制御も行える。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が2,816基、コアクロックが1,080MHz、メモリクロックが5,000MHz、メモリバス幅が512bit接続のGDDR5 4GBを搭載、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。本体サイズは約W302×D131×H55mm。