近畿日本鉄道は21日から、駅係員と乗務員の制服をリニューアルする。駅係員は10年ぶり、乗務員は7年ぶりの制服変更となる。

リニューアル後の制服イメージ

夏服イメージ

制服に採用される濃紺をベースとした色合いは、規律正しい印象と信頼感・安心感を利用者に与えることを意図しているという。また、従来は駅係員・乗務員ごとに異なる制服を着用していたが、今回のリニューアルで統一。「私達が一丸となってお客様の安全を守る」(近鉄)という責任を表現した。

スーツのストライプ、ネクタイ、リボンには、近鉄のシンボルカラー「近鉄ブルー」を採用。帽子の縁には、大手鉄道会社では他に見られない白のラインを入れ、「近鉄らしさ」を表現した。夏服には、クールビズが長期化する傾向を踏まえ、ネクタイを着用しなくても規律正しく見えるボタンダウンシャツを採用している。

駅係員・乗務員の制服の統一にともない、上着袖口のラインの本数や名札の色調など、職責ごとに異なるものに変更。利用者にも外見で職責が伝わるようにする。