愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗一朗・名古屋トヨペット代表取締役社長)では、2月26日16時から17時30分まで名古屋市の名古屋銀行協会5階大ホールで総会を開催し、多発する愛知県内の自動車関連盗難被害を減らし、安全で安心な愛知県の実現に向けて、協議会参加団体が一致団結のうえ、率先して盗難防止活動に取り組むことを確認した。
協議会の小栗会長から「愛知県は6年連続の自動車盗難ワースト1位は免れたものの、ワースト2位という高い水準にあり、愛知県警の指導のもと協議会団体が一丸となって、これまで以上に知恵を出し合い、自動車盗難等の防止に係る取組みを推進したい」との挨拶があった。
また、同協議会参与の愛知県警察本部生活安全部参事官兼生活安全総務課渡邊彰課長から、県内の犯罪情勢、犯行の手口・犯罪防止策を踏まえた挨拶があった。
次いで、小栗会長の議事進行のもと、2013年度の活動報告、2014年度の活動計画、役員の交代・改選が了承されたという。引き続き、同協議会損害サービス業務部自動車盗難対策室三村雅彦担当課長から、自動車盗難の現状と今後の課題・対策に関する講演があった。
愛知県の2013年の自動車盗難認知件数は前年に比べ474件減の2712件となったが、盗難多発の状況が続いているという。また、車内の金品をねらった「車上ねらい」、カーナビ等をねらった「部品ねらい」も全国ワースト2位であることから、引き続き、盗難防止活動の推進を図っていくとしている。