Razerは13日、キーボードの右側にPC画面と連動するタッチパネルを備えるなど独特のユーザーインタフェースを持たせた、プロフェッショナルやゲーマー向けの17.3型ノートPC「Razer Blade Pro」の最新版を発表した。価格は未定。
CPUは第4世代(開発コードネーム:Haswell)のIntel Core i7-4700HQ(2.4GHz)、グラフィックスはMaxwellアーキテクチャのNVIDIA GeForce GTX 860M 2GBを搭載。メモリは16GB DDR3L、ストレージは128GB SSD(オプションで256/512GB SSDを実装可能)、ディスプレイは17.3型で解像度は1,920×1,080ドット、OSはWindows 8.1 64bit。主なインタフェースは、USB 3.0×3、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD Webカメラ(200万画素)など。本体サイズはW427×D277×H22.4mm、重量は2.97kg。
17.3型フルHD液晶ディスプレイと連動する、独自のRazer Switchbladeユーザーインタフェース (以下、SB UI) が大きな特徴。キーボードの右側には、スマートフォン並みのマルチタッチLCDパネルと、10個のダイナミックタッチキーを配置。マクロをはじめとする多数のコントロール機能を、指先一つで簡単に呼び出せる。呼び出す機能はユーザーが任意でカスタマイズ可能だ。
SB UIでは、Adobe Photoshop、Adobe Premiere、Pro、Maya、GIMPに対応したプログラムを備える。さらに今回の新バージョンに合わせて、Windowsデスクトップの操作をシンプルにしたWindows 8 Charms AppやTwitchのコメント機能を使いやすくしたものなど、合計6つの新たなプログラムを取り入れている。
また、エレクトロニック・ダンス・ミュージックのプロデューサー兼パフォーマーのAfrojack(アフロジャック)とコラボレーションし、共同開発したスタジオレベルの音楽編集アプリケーションも用意する。ゲームビデオキャプチャ用ソフト「GeForce ShadowsPlay」と、PCゲームをテレビ画面で見られるようにするソフト「GameStream」により、自分のゲーミング画像をキャプチャしたり、テレビ画面に映したりできる。