東武鉄道と東武ワールドスクウェアは16日から、鬼怒川線鬼怒川温泉駅の上り特急列車の発車案内メロディを、「東武ワールドスクウェアテーマソング」をアレンジした音声に変更する。
東武ワールドスクウェアは、世界文化遺産に登録された45物件の建築物をはじめ、世界21カ国102点の展示物を25分の1の縮尺で精巧に再現したテーマパーク。発車案内メロディの変更は、同駅が東武ワールドスクウェアの最寄りの特急停車駅であることをPRするのが目的。東武ワールドスクウェアの来場者に、駅に着いた時点からレジャー気分を楽しんでもらいたいとのねらいもあるという。
3月16日には、鬼怒川温泉駅11時15分発の特急スペーシア「きぬ118号」の出発に合わせて記念セレモニーを実施。声優・尾崎真実さんの乗車案内放送に続き、発車案内メロディを流す。尾崎さんは特急スペーシアの車掌という設定の鉄道むすめ「鬼怒川みやび」の声を演じており、当日は東武鉄道の制服を着用してセレモニーにも参加予定。他に東武ワールドスクウェアのキャラクターや、「鬼怒川みやび」以外の鉄道むすめ役も複数参加するとのこと。
なお、3月15・16日の2日間、「鬼怒川みやび」のデビュー記念として、鬼怒川みやび実行委員会が主催する「鉄道むすめスプリングフェスタ in 鬼怒川温泉」を鬼怒川温泉駅前の藤原総合文化会館と鬼怒川温泉駅前広場で開催する。鉄道むすめ役とのゲーム大会や記念撮影会、「痛車」の展示、地元グルメの飲食販売、東武鉄道グッズの販売などが行われるという。