Jリーグは12日、2014シーズンのプロモーションの一環として、漫画「キャプテン翼」とコラボレートすることを公式サイトで発表した。コラボ企画第1弾として、漫画内の必殺シュートをJリーガーが再現する動画をインターネット上で公開した。
同漫画は集英社が発行する「週刊少年ジャンプ」で1981年から連載を開始。国内外で人気を博し、多くのサッカー選手にも影響を与えているとされている。集英社はFIFAワールドカップが開催される今年、「キャプテン翼DREAM PROJECT2014」を立ち上げ、様々な施策を予定。Jリーグが同プロジェクトに賛同し、今回のコラボ企画が実現したという。
その第1弾となるプロモーションビデオ「Jリーグ×キャプテン翼 DREAM SHOOT」では、現役のJリーガーが漫画内の必殺シュート再現に挑戦する姿が楽しめる。今回の「カミソリシュート編」では、FC東京の太田宏介選手がカミソリのように切れ味鋭く曲がる「カミソリシュート」を実現できるよう、トライしている。
実際の映像を見てみると、ゴール正面のやや距離がある位置から太田選手が豪快に左足で放ったシュートは、ゴール前で急激に変化。スピードが乗ったまま大きく曲がったボールを、ゴールキーパーの圍謙太朗選手は止めることが出来ず、「曲がり具合がハンパないっす……」と絶句している。
同漫画の作者・高橋陽一さんは「映像を観ましたが、すごい! さすがJリーガー。自分の想像していたカミソリシュートそのままでした。第2弾以降も楽しみにしています」とのコメントを寄せている。なお、次回の必殺シュートは決定次第、発表するとのこと。