ロックバンド・氣志團のドラマー白鳥雪之丞が12日、3月31日をもって氣志團の活動を「無期休学」することを、公式ホームページで発表した。
"「無期休学」のご報告"の中で白鳥は「一番の理由は一昨年に発症した左手の筋肉不全断裂からの、その後に発症した職業性ジストニアにより、バンドに対して全く貢献出来なくなったこと」と説明。「何とか部分的に活動を続けさせて頂いて参りしたが、正直なところ精神的には限界を感じていました」と明かし、「思ったほど面の皮が厚くない上に、心臓もかなりの薄毛だったみたいで、そんな自分自身に驚いたりもしています」と胸の内をつづった。
この決断について白鳥は「氣志團を愛していることだけは本当に本当の本当で、そんな唯一無二の宝物だからこそ、負んぶに抱っこは嫌なわけで。だから、お暇を頂戴致しました」とし、「中途半端でなく、甘えを捨て、真の意味で裸一貫。真の意味で、一から出直して参ります」と覚悟を示した。
そして「突然の事で、本当にごめんなさい」とファンに謝罪。続けて「でもね、これは決して悲しいニュースなんかじゃないんです。氣志團がいつか本当の勝負をする時の為に、今現在、力の足りない僕が水面下での準備に入っただけ」と伝え、「絶対に強くなって帰って来るから。それだけは今約束するから」と誓った。
白鳥はまた「当初『脱退させて欲しい』と言ったにも拘らず、『その必要はない』と、僕の帰る場所を作ってくれた氣志團のメンバー達に、心から感謝しています」とメンバーへの思いもコメント。最後は「氣志團が織り成すこの奇想天外な青春ストーリー。どうか是非、最後までお見届け下さい。また逢う日まで。逢える時まで」と締めた。