フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドはこのほど、「口紅(グロス含む)に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は、同社とクレディセゾンとの共同事業である「レシートで貯める」のアンケートモニター(10代~80代女性)を対象として3日に実施。3,747名の回答を得た。

20代女性の約3割は口紅を「まったく使わない」

40代以下は「ピンク系」、50代以上は「ローズ系」が一番人気

「口紅の使用頻度」を聞いたところ、毎日塗ると回答した人が20代以下では9.6%、30代では13.3%、40代では20.5%、50代では23.9%、60代以上では27.6%と、世代が上がるに連れ比率が高まることがわかった。

年齢が上がるにつれ「ローズ系」が人気に

「持っている口紅の色」については、20代以下では「ピンク系」が54.3%で、2位の「ローズ系」の22.3%を大きく引き離していた。30代でも「ピンク系」がトップで49.4%、2位は「ベージュ系」で31.7%、3位は「ローズ系」で28.7%。40代でもトップは「ピンク系」で43.0%、2位は「ローズ系」で37.1%、3位は「ベージュ系」で33.7%だった。

50代ではトップが入れ替わり、「ローズ系」が49.0%、「ピンク系」が2位で45.9%、3位は「ベージュ系」で28.5%。60代以上も1位は「ローズ系」で46.2%、2位は「ピンク系」で39.5%と50代と同様の傾向だったが、3位に「レッド系」が26.7%でランクインし、他世代よりも「レッド系」の保有率が高いことがわかった。

ドラッグストア以外の購入業態は20代~30代は百貨店、40代~50代は通信販売

40代と50代は「通信販売」が2位

「口紅を購入する場所」について聞いたところ、全世代でドラッグストアがトップとなった。世代別に見ていくと、20代以下では68.4%、30代では58.2%、40代では51.7%、50代では49.9%、60代以上では48.9%と、年齢が上がるに連れてドラッグストアでの購入率が下がる傾向が見られた。

百貨店での購入率も同様の傾向が見られ、20代以下では38.1%、30代では28.4%、40代では22.4%、50代では21.7%、60代以上では16.8%と、年齢が上がるに連れ購入率が下がっていた。通信販売(カタログ・インターネット)は、40代で33.7%、50代で36.4%と他世代より支持が高かった。一方、化粧品専門店で購入するという回答は全世代で10%台となっており、世代ごとの差は表れなかった。

メイクにもっとも時間をかける部分、20代は「目元」、30代以上は「ベース」

20代はメイク時に「目元」を重視

また今回のアンケートでは、「メイクをする際に最も時間をかける部位」についても質問した。その結果、20代以下では「目元」が42.6%でトップ、ついで「ベース」が30.5%だった。

30代では「ベース」が30.2%でトップ、僅差で「目元」が29.6%と続いた。40代では「ベース」が1位で32.9%、「目元」が2位で17.6%、50代では「ベース」が1位で33.6%、「目元」が2位で19.9%と同様の傾向が見られた。

60代以上では、1位は30代~50代と同様に「ベース」で21.0%だったが、2位は「眉」で15.2%となり、世代よりもアイブロウ関係を重視していることがわかった。

詳細は「ソフトブレーン・フィールドの新着情報」で確認できる。