目黒雅叙園は3月18日~5月18日の期間、同園内に現存する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「いけばな×百段階段2014」を開催する。
古典様式から現代様式まで
同展は昨年に続く第2回目の開催となり、古典様式から現代様式まで幅広いスタイルのいけばなを見ることができる。日本最大のいけばな団体「日本いけばな芸術協会」から、昨年度の出展を超える51流派が集結。週替わりで文化財「百段階段」に作品を発表する。
毎週月曜日(展覧会休館日)には、エントランスロビーにて流派の家元らが手がける大作の公開制作を開催する。花をいける過程を間近で観賞できる貴重な機会となる。
開催時間は10時~18時(最終入館17時30分)。入場料は、1,200円(前売り1,000円)、学生600円。通期入場フリーパス3,000円で小学生以下は無料となっている。
いけばな体験や春の彩りを味わう会席膳も
4月4日(13時15分~15時45分)には、初心者でも気軽にいけばなの世界を楽しめる1日だけの体験イベントを開催。ふだん入ることのできない和室宴会場でいけばなが体験できる。担当流派は龍生派で料金は2,000円。
また、桜の開花に先駆け、園内パブリックスペース「招きの大門」では、アートフラワーの桜を設置して来園者を出迎える。また、日本料理「渡風亭」では、春の彩りを目と舌で堪能できる会席膳も用意する。
出展スケジュールなど詳細は、目黒雅叙園公式サイトでも案内している。