世界最大級の掃除機メーカー・エレクトロラックスは2月13・14日にかけて、20代~40代の男女計600名を対象に、「お掃除に関する意識・実態調査」を実施した。
「ちょい掃除」はプライベートでもまめ
今回の調査では、気付いた時にすぐに掃除をすることを「ちょい掃除」と表現している。まず、ちょい掃除をする人としない人を比較し、現在の仕事においての役職に違いがあるかを調べた。
すると、役員クラスの役職に就く人数の割合は、ちょい掃除をする人(必ずする+ほぼするの計)は13人に1人だったのに対し、ちょい掃除をしない人(あまりしない+全くしない)は41人に1人という結果になった。また、ちょい掃除をしている人の90%が、仕事だけではなくプライベートにおける着信やメールにも、すぐに折り返しをしているということが分かった。
次に、幸福感について調べたところ、ちょい掃除を「必ずする」人の幸福度は71.2%と平均値(64.7%)より多かった。ちょい掃除を「ほぼする」人は64.5%、「あまりしない」人は61.6%、「全くしない」人は51.0%と、ちょい掃除の徹底具合に比例して幸福度が変わっており、掃除を毎回行っている人ほど幸せだと感じることが多いようだ。
ダイエット成功率も高い
次に、ちょい掃除をする人としない人のダイエット成功率を比べてみたところ、ちょい掃除を「必ずする」人のダイエット成功率は74.1%だった。一方、ちょい掃除を「あまりしない」人の成功率は44.9%で、ちょい掃除とダイエット成功率は比例していることが分かった。
ちょい掃除派とちょい掃除しない派の性格の違いを調べたところ、ちょい掃除をする人は「行動力がある」「論的思考」「社交的」「瞬発力型」「まめ」である傾向がいずれも高いことがわかった。ちょい掃除をする人は、アクティブな性格と、論理的思考・まめさを兼ねそろえている人が多いようだ。