テレビ東京系の報道番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』のリニューアルお披露目記者会見が10日、東京・神谷町の同局で行われ、大江麻理子アナウンサー、大浜平太郎アナ、豊島晋作キャスター、相内優香アナ、大澤亜季子アナが出席した。
テレビ東京系列で月曜から金曜の23時から放送している報道番組『ワールドビジネスサテライト』。3月31日からのリニューアルに伴い、キャスター陣を一新する。これまで16年間メインキャスターを務めた小谷真生子に代わり、同局の看板アナウンサーである大江麻理子を起用。1年間のNY支局勤務を経た大江がメインキャスターを務めながら、自ら現場に足を運んで取材も行うという。また、大江を支えるサブキャスターには、大花平太郎が約5年半振りに同番組に復帰する 。
真っ白なスーツ姿で登壇した大江は「最初にこの話をいただいた時はドッキリなのかと疑いましたが、どうして自分なのか真剣に考えました。その答えというのは、"自分につながる経済ニュース"というコンセプトが自分に合っていると思いました。経済ニュースをより身近なものとして考えるきっかけになればと思いますし、"シナプス"としての機能ができればと考えています」と意欲。前任の小谷とは帰国後に会ったようで「目が合った瞬間に抱きしめてくれました。これからは一にも二にも体力だと教えていただきました」と話し、「これまで軸足は報道にありましたが、それと一緒にバラエティー番組にも数多く担当してきました。バラエティーと報道の表情の使い分けを悩んできましたが、どういうキャスター像にするのか考えないようにします。演じると嘘になるので、肩肘張らずにその時に相応しい自分でいようと思います」と自然体を強調した。
大江といえば、かつて同局の人気バラエティー『モヤモヤさまぁ~ず2』や『出没!アド街ック天国』などにも出演。「さまぁ~ずさんには何日か前に番組のロケ後の飲み会に参加して帰国を報告しました。相変わらず温かく迎えてくれて幸せな気分でした」と再会をよろこび、「『モヤさま』の経験がすごく生きてます。フィールドワークという意味では勉強になりました。これからは現場に足を運ぶことを大事にしたいので、『モヤさま』での経験を原点にして頑張って行きたいです」と語り、帰国後のテレビ東京が視聴率などで好調なことを尋ねられて「(テレビ東京の)50年の歴史の中でも滅多にないことなので浮かれてしまいそうですが、これからも弱小局ということを忘れずにいこうと思います」と気を引き締めていた。