フォートラベルは同社が運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」にて、2013年12月26日~2014年1月6日の期間、男女1,978人を対象に「消費税の増税と旅行」に関する意識調査を実施した。
増税後の旅行、女性の方がシビアな傾向に
まず、消費税の増税が今後の旅行計画や旅のスタイルに影響するか聞いたところ、「影響する」が36.5%、「影響しない」が63.5%で、6割を超える人が「増税は旅行計画に影響しない」と回答した。
男女別で見ると、男性の34.8%、女性の37.9%が「影響する」と答えた。世帯年収別では、年収300万円未満でも、半数以上の56.0%が「影響しない」と回答。世帯年収があがるにつれその割合は増加し、年収2,000万以上では、81.8%が「影響しない」と回答した。
節約は「マイルやポイントを活用」「免税店で」
次に、増税が今後の旅行計画に「影響する」と回答した人に、どのように変化しそうかを尋ねると、「1回の旅行にかける費用を減らす」が70.1%、「旅行回数を減らす」が24.3%となった。年代別では、「50代」「60代以上」の7割以上が「1回の旅行にかける費用を減らす」と回答している。
また、旅行費用を節約するための具体的な対策としては、「マイルやポイント制度を活用する」「早期予約割引を活用する」「ホテルのグレードを抑える」「海外旅行時、免税店での買い物を活用する」「繁忙期の旅行を避ける」などのコメントが寄せられた。
増税後に削減するもの「食費」がトップ
消費税増税施行後、支出を抑えるかどうか尋ねると、63.9%が「抑える」と回答。削減するものについては「食費」が最も多く40.8%、以下「ファッション」が32.2%、「娯楽・レジャー(旅行を含む)」が21.9%が続いた。一方、費用削減の意向が低かったものは「教育」「住居」「医療(保険を含む)」だった。