説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneが友達の誕生日を教えてくれるって本当ですか?」という質問に答えます。

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iPhoneの「連絡先」は、友人/知人のデータベースとしての役割を持ちます。そこに蓄えられた情報は、iPhoneのシステムや他のアプリからも参照されるので、名前はもちろん住所や電話番号、メールアドレスなどの情報は多いに越したことはありません。

誕生日は、そのなかでもユニークな存在です。「カレンダー」の誕生日当日には終日イベントとして「○○の△△歳の誕生日」と表示されますから、見逃すことがありません。さらに、「連絡先」に登録されている誰かが誕生日を迎えた当日は、通知センターに「今日は○○さんの誕生日です」と表示して知らせてくれます。自分の誕生日が登録されていれば、「お誕生日おめでとうございます」とiPhoneに祝ってもらえます。

誕生日の登録はかんたんです。「連絡先」で登録したい相手を選び、画面右上の「編集」をタップ、「誕生日を追加」をタップして生年月日を指定すればデータベースに登録され、すぐに「カレンダー」などの関連アプリによって情報が参照されます。

ところで、iPhoneの音声アシスタント「Siri」にも誕生日があるのを知っていますか? なんども質問を繰り返さなければならないときもありますが、「誕生日はいつ」と聞くと「私は2011年10月4日に機能し始めました」と答えてくれます。10月4日に「お誕生日おめでとう」と話しかけてみると、おもしろいことが起こりそうですよ?

「連絡先」に誕生日を登録しておくと、「カレンダー」に終日イベントとして表示されるだけでなく、通知センターでも知らせてくれます。自分の誕生日には祝ってくれますよ!