Razerは7日、ゲーミングに特化して独自に開発したキーボード用のメカニカルスイッチ「Razerメカニカルスイッチ」を発表した。「Razerメカニカルスイッチ(グリーン)」と「Razerメカニカルスイッチ(オレンジ)」というタイプの違う2種類野のスイッチをそろえる。
Razerによると、これまでのメカニカルスイッチは「文字を打つための"タイピング"にのみ焦点を当てて設計されている」として、ゲーミングにおける最適なメカニカルスイッチを自ら開発したという。
従来のメカニカルスイッチの構造を見直し、スイッチの感度を上げることにより、キーボードを押下するまでの距離感を縮めるほか、押下を認識するまでの時間を半分以下にすることができたとしている。また耐久性にも優れており、寿命は6,000万打鍵で、おそらく競合となるであろうCherry MXスイッチの5,000万打鍵を上回っている。
「Razerメカニカルスイッチ(グリーン)」は、タイプした際にカチッという打鍵感があるスイッチで押下圧は50g。一方の「Razerメカニカルスイッチ(オレンジ)」は静かな打ち心地のスイッチで、押下圧は45g。
「Razerメカニカルスイッチ」は、Razerのゲーミングキーボード「Blackwidow」シリーズに搭載される予定で、「Razerメカニカルスイッチ(グリーン)」では「Razer BlackWidow Ultimate」「Razer BlackWidow」「Razer BlackWidow Tournament Edition」の3モデル、「Razerメカニカルスイッチ(オレンジ)」では「Razer BlackWidow Ultimate Stealth」「Razer BlackWidow Stealth」「Razer BlackWidow Tournament Edition Stealth」の3モデルをラインナップする。
すでに北米ではプレオーダーを受け付けているが、日本国内での販売については未定となっている。