大塚食品とバイオテックジャパンは、災害備蓄用食品「ライス72H+ボンカレー72Hセット」を共同開発した。バイオテックジャパンは3月11日から、全国の公共機関や各団体等へ向けて販売開始する。
常温で食べられるカレーとごはん
大規模な災害時は、発生から水道・ガス・電気などのライフラインの復旧におよそ72時間かかると言われている。そこで両社はライフラインが復旧するまでの時間に、調理や水を必要とすることなく、食べることができる災害備蓄用食品を共同で開発した。
ボンカレー72Hは常温で食べられる緊急用のカレー。タマネギのコクとうまみが決め手の中辛タイプとなっている。バイオテックジャパンの「ライス72H」は、開けてすぐに柔らかいご飯が食べられる緊急用米飯。両商品とも常温保存でき、食べる際は水も加熱も不要。賞味期限は製造後3年間となっている。
ライス72H+ボンカレー72H セットの内容量は、ライス200g、ボンカレー180g。価格はオープン。