日本たばこ産業、1箱10円または20円の値上げを実施 ※公式ページのキャプチャー

日本たばこ産業(JT)は2月28日、今年4月1日からの消費税率引上げに伴い、1月30日に財務大臣に申請したたばこの小売定価改定の認可申請について、申請通りの認可を受けたと公表した。

1箱あたり、10円または20円の値上げを実施

今回の小売定価改定は、1箱あたり主として10円または20円の値上げを実施することで、消費税率の引上げ分に相当する額を、事業全体での加重平均の小売定価に対して転嫁したもの。

小売定価改定を行うのは、小売定価改定を申請していた紙巻たばこ・かぎたばこ・パイプたばこ・刻みたばこの計107銘柄となり、今年4月1日より実施する。

代表的ブランドの改定価格としては、「セブンスター」「ピース」現行440円→改定460円、「ピアニッシモ」現行440円→改定450円 、「メビウス」現行410円→改定430円、「キャスター」「キャビン」現行410円→改定420円 、「ホープ」現行220円→改定230円などとなる。

同社では、引き続きユーザーに満足してもらえる製品の提供に努めていくとしている。