新しい京都に出合える2日間

BRAND NEW KYOTO実行委員会は、3月7日・8日に東京都丸の内のKITTEにて、京都の伝統産業製品の展示や販売を行う「BRAND NEW KYOTO プロジェクト2014」を開催する。

職人による実演やチャリティー販売会も

「BRAND NEW KYOTO プロジェクト」は、日本人の心や伝統、文化を色濃く残しつつ、新しい日本の価値を発信する京都の、新しい魅力「BRAND NEW KYOTO(新しい京都ブランド)」を、日本全国および世界に向けPRしていくプロジェクト。

「BRAND NEW KYOTO SUMMIT(展示)」では、企業の持つテクノロジーと京都の伝統美が融合した"新たなものづくり"への取り組みを紹介する。「タイガー魔法瓶」では清水焼など伝統工芸の要素を取り入れた魔法瓶を、「帝人」では新素材を活用した涼しい浴衣の開発を行っており、会場でその取り組みを展示する。

「京都セレクション」では、新しいチャレンジを続ける京都の伝統産業製品を展示・販売する。海外の展示商談会などに出展した京都ブランドや、京都市の技術功労者表彰を受けた伝統産業事業者などが開発した新商品などを販売。京都市が主催する「京ものユースコンペティション」の、作品コンペのグランプリ・準グランプリ受賞者の作品も展示する。

ステージでは和鏡や京友禅などの伝統産業に携わる職人をゲストに招き、「きょうとあす」トークライブを開催。更に伝統産業の職人による実演も実施する。3月7日は山本晃久氏による「魔鏡制作」(13時45分～)、3月8日は薗部正典氏による「友禅染(墨流し」(11時～)を行う。

また、「Kyoto ものづくり体験工房」では、京友禅でつくる世界にひとつのタンブラー制作ができる。参加費は500円。そのほか、伝統産業チャリティ販売会、京都造形芸術大学の野村朋弘先生による出張ミニ講義なども開催する。会場は、東京都丸の内のKITTE 1階アトリウム。時間は11時～19時で入場は無料となっている。