エクスペディアジャパンは、日本在住の大学4年生及び社会人の20~50代日本人男女500名(スクリーニング5,348名)を対象に、卒業旅行に関する意識調査を実施した。
行き先は「国内」が圧倒的
最初に、卒業旅行に行く予定もしくは行った経験があるかを質問したところ、50.6%が「はい」と回答した。行く予定がないもしくは行かなかったと回答した人に、「卒業旅行に行っておけばよかったと思うことはありますか?」と尋ねたところ、44.9%が「はい」と回答した。
卒業旅行の行き先についての調査では、「国内」が圧倒的に多かった。女性の1位は国内、2位イタリア、3位アメリカ、男性は1位が国内、2位はフランス、3位はアメリカという結果になっている。
旅行に一緒に行く相手は「友人」
誰と一緒に卒業旅行に行くのか尋ねたところ、どの世代においても「友人」と回答した人が一番多かった。年代が若くなるにつれて恋人と卒業旅行に行く人が増え、20代は他の世代の約3倍ほどの回答者が「恋人」と回答している。50代は「ひとり」という回答が他の世代よりも多く、ひとり卒業旅行の経験者が多いことが分かった。
卒業旅行の予算について聞くと、国内の場合は5万円以下と回答する人が62.4%だった。一方フランス、アメリカ、イギリス、イタリアは予算を20万円以上確保すると回答した人が平均約27%となっている。
同じ海外旅行でも、韓国や台湾などアジア圏への卒業旅行の予算は、国内旅行の予算と同じ「5万円以下」と回答する人が多かった。同社によるとアジアの国々は国内よりも平均的に予算が安いため、低予算で卒業旅行を楽しむにはおすすめの場所だという。