ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、レンジローバーとしては20年ぶりに導入する「レンジローバー ロングホイールベース」の日本仕様を発表した。後部座席のレッグルームが200mm拡大している。
同モデルは昨年、ドバイおよびロサンゼルス国際モーターショーでデビューを飾った。「レンジローバー LSE」以来、20年ぶりのロングホイールベースモデルで、このセグメントに伝統的なロングホイールベースのサルーンカーに代わるモデルを求めるユーザーの要望に応えるものだ。
後輪前方のボディシェルを延長することで、後部座席のレッグルームは200mm拡大。トレードマークともいえるフローティングルーフとレンジローバーの独特なシルエットは健在で、ひと目でレンジローバーシリーズであることがわかる個性は失われていない。後部座席は、ベンチシート、または2座のエグゼクティブ・クラスシートから選択が可能となっている。
エグゼクティブ・クラスシートは、2列目のシートのリクライニング角度がスタンダードホイールベースの9度よりはるかに深い17度となる。パッセンジャーシート・アウェイ機能で助手席を前方にスライドすることにより、さらに広いスペースを確保することも可能だ。さらに利便性向上の一環として、電動サイドドアブラインドとスライディング・パノラミックルーフが標準装備となっている。
価格は、「レンジローバー 3.0 V6 SC VOGUE LWB」が1,347万円、「レンジローバー Autobiography LWB」が1,810万円。この価格は消費税8%を含んでいる。