「ただしイケメンに限る」なんて気にしなくてもオッケー!?

先日、お笑いコンビの「よゐこ」濱口優さんの熱愛が発覚しましたね。濱口さんは超絶イケメンではありませんが(ファンの方、ごめんなさい! )、かなりのモテ男。よくネットで「ただしイケメンに限る」なんてフレーズが使われますが、実際はイケメンではなくてもモテている男性はいます。そこで今回は、たとえブサメンであっても恋愛対象になる男の特徴をご紹介します。

マメな男

男性は自分が狙う女性にアピールするとき、必ず「自分」をアピールしてきます。そりゃそうですよね、自分を知ってもらいたいのですから、自分のことを話すのは自然なことではあります。しかし、その話す内容をよく思い出してみてください。

「俺、○○(高価なもの)持ってんだ」 「俺、○○大学出たんだ」 「俺、今夢あって、○○(かなりすごいこと)したいと思ってる。いや、するよ! 」

このように、自分の良い部分を出して、相手に「この人すごいのね」と思わせようとしていますが、残念ながら大半の女性はこの手の話を聞いても、ただの見栄っ張りにしか見えません。いや、むしろダサメン扱いします。

しかし、マメな男性は武勇伝や自分ネタを話すよりも、相手のことをよく覚えています。 「この前、○○食べたいって言ってたよね? 友達からおいしいお店聞いたんだけど、行く?? 」

と言ったように、相手の会話を覚えていたり、男性がありがちな"口説き"の手段として使うメールやLINEも、女性のようにコミュニケーションツールとして使う男性はマメな人だと好印象を持たれます。

「この前話してた旅行、楽しかった? 」 「(犬が好きな女性に)この犬の顔かわいくて(笑)」と言って写メ。

このように、女性の"お気に入り"部分についてポジティブな会話をすることが、しつこいと思われず、むしろマメな人だなと恋愛対象へ一歩近づくポイントです。

引き際を知っている

マメな男になれ! といろんな恋愛ノウハウ本に載っていますが、なぜか「しつこい」「うざい」と思われてしまう男性も少なくありません。それはなぜでしょうか。

理由は、引き際がわからないからです。

ある女性が学生の頃に合コンをしました。2歳下の男性が彼女を気に入ったようで、終始話しかけてきていました。彼女は用事があって先に帰ろうと席を立ったのですが、その年下の彼は彼女の腕を掴んで、「ちょっと待ってよ! 連絡先教えてよ!! 」と大声で言ってきたんです。

その年下君は自分語りをし続けていたため、そのときはあまり興味が持てなかったそうです。なので「急ぐから、また今度このメンバーで集まった時ね」とやんわり断ったのですが、そこから駄々っ子のように「なんでだよ! 」「教えてよ! 」「待ってよ! 」「ねえ!!」と延々と続けました。ここまでくると彼女も呆れ果て、「嫌だ」の言葉を吐き捨てて帰っていったそうです。

これは極端な例かもしれませんが、結局のところ「しつこい」と思われる男性は、このようなことをしていることが多いです。

2人でデートがダメなら、みんなで飲みに行く。といったように、少しずつ相手の警戒心がなくなるポイントを見つけてみてください。ただやみくもに誘い続けても、当然相手は嫌な気持ちにしかなりませんし、相手の気持ちを無視した行動は「マメな人」ではありません。

見た目を大切にする男

これは、容姿ではなくオシャレの部分です。お金をかけるわけではなく、個性的過ぎず、ある種とても無難な服装であることです。

独特のファッションセンスは、特定の女性にはウケは良いですが、不特定多数の人からは敬遠されがちです。ですから、一般的なファッション雑誌を見たりネットのファッションページを見るなどして、勉強をしましょう。

また、清潔感は必須です。「オシャレ、オシャレ」というと難しく考えがちですが、"大人としての身だしなみ"と考えると、わかりやすいのではないでしょうか。

ブサメンと言われる人がモテる理由は、自分が勝負するポイントは「ここだ! 」をわきまえているからだと感じます。あなたにとって勝負できるポイントってなんですか。何もないなんてことは決してありません。

顔で勝負できないなら、別で勝負するだけです。顔ではないあなたの魅力を気づかせることができるのはあなた自身。「僕のいいところをわかってくれる人はきっといるはずだ」と受身になるのではなく、自分の顔以外の魅力を女性に見せ付けてやる! という気持ちになることがまずは大切になってきます。

著者プロフィール

片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。