京阪電気鉄道は春・秋の観光シーズンに運行している「ノンストップ京阪特急『洛楽』」を今春も運行する。今回の運行では、京橋~七条間の所要時間を従来より短縮して約40分とし、さらに速達性を高める。
「ノンストップ京阪特急『洛楽』」は、京橋~七条間をノンストップで走り、行楽や観光での利用を想定した特急列車。停車駅である七条駅や祇園四条駅、三条駅などの京都市内の駅は、いずれも京都を代表する観光名所まで徒歩圏内であるため、京都観光に最適な列車として好評だ。今シーズンも引き続き、ダブルデッカー車(2階建て車両)や2人がけシートを備えた8000系車両で運行する。
今春は午前の時間帯に発車する京都方面行の列車を、従来の2本から3本に増発。運転時刻は、淀屋橋駅9時57分発・出町柳駅10時52分着、淀屋橋駅10時27分発・出町柳駅11時22分着、淀屋橋駅10時57分発・出町柳駅11時52分着となる。
従来は運転していなかった大阪方面行きも新たに設定された。出町柳駅16時59分発・淀屋橋駅17時54分着、出町柳駅17時29分発・淀屋橋駅18時24分着の2本を運転する。いずれも運転日は3月21日から5月6日までの土休日。予約不要で、運賃のみで乗車できる。