自由国民社はこのほど、経済評論家の岩本沙弓氏による新刊書籍『あなたの知らない日本経済のカラクリ 〔対談〕この人に聞きたい! 日本経済の憂鬱と再生への道筋』を発売した。価格は1,680円。
同書は、「消費増税は本当に必要だったのか?」、「日本の法人税は本当に高いのか?」、「日米関係における軍事と経済の交差とは?」などの疑問を提示。ベストセラーとなった『戦後史の正体』(創元社)の著者・孫崎亨氏をはじめ、各分野の専門家である4氏との対談を通じ、日本経済に仕組まれた「強者のためのいくつものカラクリ」をわかりやすく解明していく。
対談相手は、湖東京至氏(消費税)、富岡幸雄氏(法人税)、孫崎亨氏(外交)、堀茂樹氏(哲学)。主な内容は、「序章 おかしいけど知らない日本の経済のこと」、「第1章 公平を謳う消費税の"不公平"な実像」、「第2章 驚くほど低い巨大企業の法人税額」、「第3章 今、日本は米国といかに向き合うべきか」などとなっている。
著者の岩本沙弓氏は青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。金融コンサルタント、経済作家、大阪経済大学経営学部客員教授。著書に『アメリカは日本の消費税を許さない 通貨戦争で読み解く世界経済』(文藝春秋)、『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本』(同)などがある。