iOSデバイス向けの最新アップデートである「iOS 7.1」が、今週中にも登場するとの噂が広がっている。Appleは来週、米テキサス州オースチンで開催されるSXSWに合わせて同社初となる5夜連続の「iTunes Festival」を開催するが、このストリーミングサービスをiOSデバイスで利用するためのアプリの動作要件が「iOS 7.1以上に対応」となっており、同タイミングまでにiOS 7.1がリリースされるのではないかと推測されているからだ。
同件は9 to 5 Macが報じている。もともとはDaring FireballでJohn Gruber氏が書いた「iOS 7.1 and the iTunes Festival at SXSW」というエントリを発端としたものだが、それによれば前述iTunes Festivalにおけるストリーミング配信アプリの動作要件がiOS 7.1になっているという話を同氏が聞いたというもので、初日にあたる3月11日の前のタイミングで正式リリースされるのではないかと予想している。
9 to 5 Macによれば、デベロッパー向けのプレビュー最終版はすでに4週間前に配布が行われており、正式版リリースも時間の問題だと考えられている。先日、iPhoneと車載システムを連携させる技術(後に「CarPlay」の名称で正式発表)の利用にあたってiOS 7.1が必要になるという話題を紹介したが、おそらくiOS 7.1ではいくつかの新機能が同時に盛り込まれる予定であり、数々の調整を経て3月1週目のこのタイミングを狙ってきた可能性がある。