"ひとり芸日本一"を決定する『東洋水産 R-1ぐらんぷり2014』の決勝戦が4日、東京・お台場のフジテレビ本社で行われ、お笑い芸人のやまもとまさみが頂点に輝いた。

『R-1ぐらんぷり2014』で優勝したやまもとまさみ

12回目の開催となる今年の『R-1ぐらんぷり』には、過去最多の3,715人がエントリー。この日行なわれた決勝戦では、予選を勝ち抜いた12人が、ブロックトーナメント形式でネタを競い合い、ブロック勝者のやまもと、レイザーラモンRG、馬と魚が最終戦に進出。結果、桂文枝や板尾創路、関根勤ら審査員全員の票を獲得したやまもとが優勝し、「本当に良かったです。応援してくださった方ありがとうございました」と喜びを語った。

決勝戦終了後、報道陣の取材に応じたやまもとは、7年ぶりの決勝進出での優勝に「決勝進出者は面白い人ばかりだったので、今日までえずきが止まらなかった。ただただうれしいです」と大感激。また、決勝戦前には、所属事務所先輩・東MAXの自宅にある"キングの椅子"に座らせてもらったそうで、「今日のネクタイと靴下もいただきました。座っておいて良かったです」と感謝を口にした。

実演販売や大工など3つのバイトを掛け持ちして、3年前に結婚した妻と2歳の長男を養っているというやまもとは、「奥さんが3月のバイト代を気にしてたので、とりあえず大丈夫だよ~と言いたい。新婚旅行に連れていきたいです」と優勝賞金の500万円に大喜びで、「休みなしで働いてました。もう1つバイトを増やそうとしてたところだったので良かったです」と安堵の表情。最後は、今後やりたいことについて「1人芝居のライブを良い小屋でやりたい」と意気込んだ。