ドイツのポルシェAGは、ジュネーブモーターショー(3月6日から一般公開)にて、「919 ハイブリッド」「911 RSR」を初公開すると発表した。

特設ウェブサイトも開設された

「919ハイブリッド」は、2014年のスポーツカー世界耐久選手権(WEC)に参戦するためのトップカテゴリー用のモデルであり、ル・マン24時間レースでも優勝をめざす。WECの新しいレギュレーションは、効率性をベースにした内容になっており、ハイブリッドドライブについて革新的な規定がなされている。こうした理由から、「919 ハイブリッド」は今後の市販車に採用される技術のための研究手段となった。

一方、「911 RSR」は、全8戦のWECのレースに出場する予定のレース用マシンだ。ジュネーブモーターショーでは、ポルシェは他にも、「マカン S ディーゼル」を初めて一般公開するほか、「911 タルガ」を欧州でデビューさせる。

これらのモデルは、ジュネーブ パレクスポのホール1のポルシェブースにて、3月4日8時20分(CET)から開催されたプレスカンファレンスで発表され、その様子は特設ウェブサイトおよび衛星放送で生中継されたという。