JR東日本は10日から、iOS / Android向けスマートフォンアプリ「JR東日本アプリ」のサービスを開始する。「列車まわり、ぜーんぶおまかせ。」をコンセプトに、JR東日本の列車や駅を利用する際に必要な情報をタイムリーに提供するアプリだ。

「JR東日本アプリ」トップページイメージ

首都圏エリアの運行情報表示イメージ

京浜東北線の列車位置表示イメージ

同アプリはおもに、JR東日本の各路線の運行情報と、約1,700カ所の駅の情報を提供。とくに首都圏の運行情報については、首都圏主要駅の改札付近に設置している「異常時案内用ディスプレイ」と同一の路線図方式で閲覧することができる。また、京浜東北線についてはリアルタイムな列車位置情報を配信するという。

駅情報として提供するのは、構内図、時刻表、みどりの窓口の有無や営業時間・バリアフリー設備の有無・コインロッカーの有無といった施設情報、エキナカ・駅ビルに関する情報など。東京駅については、構内図からコインロッカーのリアルタイムの空き状況を確認できる。Android使用の場合、駅構内での自分自身の位置を、構内図上に表示させることもできるという。

普段利用する路線を、「My路線」として登録することも可能。「My路線」の運行情報はつねにトップページに表示されるため、遅れや運転見合わせなどが発生した場合も瞬時に確認が可能になる。同様に、よく利用する駅を「My駅」として登録しておくと、時刻表や構内図などを調べる際の手順が簡単になるという。「My路線」は10路線まで、「My駅」は10駅まで登録可能だ。

「JR東日本アプリ」は、App StoreまたはGoogle Playからダウンロード可能で、ダウンロード・利用料ともに無料。「JR東日本アプリ」特別サイトでも、コンテンツや使用方法などを解説している。